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2007.12.26 Wednesday

ぱにぽにだっしゅ再考


私が新房監督の作る作品を低く評価している
ことは、ここに来てる人は知っていると思います。

そんな私も『ぱにぽにだっしゅ!!』は
わりと楽しんで見てたんですよね。

もちろん、ツッコミ入れたい部分が
多々ありましたが、当時はシリアスな
物語が結構あって、しかもSEEDデスティニー
が放映されていたしな。最初は、何だか
山も谷もない話でつまらんと見なかったのだが
途中から、他が他なだけに、こういう平和な
世界観も有りかもと見ましたよ。


しかしながら、自分が楽しんだかどうかで
作品の良し悪しは決まりませんからね。


※残念ながらネット上では、この点を
忘れて、作品弁護に陥っている人が多い。

というわけで、当時は無視していた
ツッコミ所に今、突っ込んでみようと思う。

ー膺邑たちの言動


当時から気になっていて、それだけに
主な被害者である桃瀬くるみに同情してましたね。

常識に囚われない人間が、一般人より
生き生きと生きているという描写は
確かに爽快ですけど、常識に囚われない
ことと、てめぇの理屈で好き勝手に振舞う
こととは違います。

玲(でしたっけ?)や一条さんが顕著だった
けど、そいつの理屈が絶対正義として通用
していて、作品自体が彼女らを持ち上げていた。



子供とはいえ、教師をイジめる連中が
あそこまで正しいようにあるのは微妙
なんですよね。

思考も良く言えば不条理、
悪くいえば電波だったので、
そいつらに毎回ふり回されて
あわあわ言ってる桃瀬くるみが可愛そうだった。


そういうのを「ギャグですから(笑)」と
正当化するのは、ギャグをよく理解してない。

ギャグ自体は不条理でも、そこに生きる
人たちは特別視されていないんですよね。
『ぽてまよ』とか見ればわかるはずですが。

『ピューっと吹くジャガー』でも、かなり
凄まじいギャグもありますが、主人公たちは
その作品では末端の人間ですからね。

「ギャグだからwww」といって、
主人公たちを甘やかすのは
他の作品にも通じることでしょう。



¬蟻未縫┘蹐

ぶっちゃけた話、ぱにぽにだっしゅを見た
連中の何割かは、同作品のエロに釣られてました。

なぜか頻繁に体育の授業風景を入れたり、
パジャマパーティを開いたりと熱こめていて
それに引かれて見る人間がいたんですよね。

見てもらわないと困るから
そういうのも仕方ないっちゃ仕方ないけど、
そういう無駄なエロは質を下げる。


上品な色気ならともかく、
低俗なエロは作品の世界観にも
その低俗さが影響されますからね。




なぜか、漫画家やアニメ製作者はエロを
熱心に気合を入れて描きたがるのだが、
そういうのって一回やると、修正が大変
ですからね…取り返しがつかないというか。

それはキャラを死なすのと同じで、
一回やったら、もうガラっと世界観が
変わる。変わるんですが、これは案外
無視されている点ですよね。

アニメ版メルヘブンも
そのせいでシリアスさに
欠けてしまっていた。



パロディの乱発

これを使うとエロ同様、作品や世界観が下がる。
たまに使う程度なら良いんですが、何事も
やりすぎは良くないですし、そういうアニメや
漫画に詳しい人にしかわからないギャグを使う
と、見る人間が偏るんですよね。

なんにせよ、ギャグの基本は日常生活に
根ざすこと
ですから…ね。たとえばロリコンが
暴れると面白いのも、日常では胸の大きい人が
世間的に評価されているからで、その逆を爆走
している所に我々は面白みを感じるのです。

パロだと、そういう現実と仮想とのズレ
が生かせないわけで。一言でいえば、
どうしても早死にするギャグになるんだよね。

そういうギャグというのは、強力な反面
使いどころが限られるわけです。


ぅ好函璽蝓爾粒無

これは非常に痛々しい…のだが当時は
D.C.S.Sとか死種とかあったからね。
こういうのも有りかと思っていたのだが。

やっぱり、ストーリーというのは
脊髄に当たる部分です。


作画や映像も欠かせなくて、そこは
馬鹿には出来ないのだけれども、それでも
作画や映像は限界がありますからね…

理屈で言えばCGやデジタル処理が
出来るようになった今のほうが昔より
名作が多発していることになるが、現実では
そうはなっていない…となると、まぁね。

ストーリーが大事ってことですよ。



以上、取り立てて
ツッコミ入れるべき点を列挙してみました。

個人的には、これらに加えて「世界の狭さ」
を入れてみたいのだが、これは個人の好みに
よるのかもしれない。私は、箱庭のように
閉鎖された舞台で、数人の人間の価値観や
行動が全てを支配するような、そういう作風は
好みに合わないんですよね。檻の中から吼えて
いるようで…ね。この点は説明するのが難しい
から、詳しくは書きません。軽く流してください。


こうしてみると、列挙した4点は
他作品でも欠点として挙げられるんですよね。

たとえば、駄作で名高いSEEDデスティニー
において、これら4点はあてはまりますよ。

最近で言えばリリカルSTSにも
あてはまるんじゃないかな。

(STSは終わってからその駄作っぷりが
世間的に認められたような…それでもファン
は、まだ高く評価しているようだけど)



単純に好みに合わないから、あの監督が
作る作品を嫌っているわけでなくて、
ちゃんとした欠点が山盛りにあって、
その課題を「人気」と言う免罪符のもと、
解決しないまま進んでいるんですよね。


多分、監督本人はそれが正しいと思っており、
ヲタク達もそれでいいと思っている。

で、そういうのが良作扱いされて、
味をしめて同じ内容のを毎回作るわけです。
(そこらへんが実に商業くさい)


無論、連中の考えはどうだっていいし、
改めさせようとは毛頭ありませんけれど、
批評と言うのは、感想じゃないからね?

欠点は欠点と言わなきゃいけません。
つーか、ファンに遠慮した作品批評って
批評って言えるのか?と思う。

そう思うとネットでやってる考察にせよ
批評にせよ、しょせんは偽なんだよな…
(自分のシンやアレルヤ語りもそうだと思う)


やっぱり…これはショックなことかも
しれませんが、ほとんどの人間には
批評するだけの能力がありませんし、
だからこそ評論家というプロの職がある。

その評論家にせよ、自分の好き嫌いで
作品の良し悪しを決めちゃう嫌いがある。

そういうのはいけませんよね。

今回の記事で挙げたのは、ここを直せば
作品と呼べるだけの品物に昇華するのにな〜
っていうボヤキだと思って下さい。


この手の記事を書くと、自分の好きな作品を
フォローしたいという、ただそれだけの理由で
テンポだの演出だの訳のわからんことを
まくし立てる人間がいますけど…


別に批評文って
けなすために書くんじゃなくて、
反省会のようなもんですから。

そこらへんの本質を理解してほしい。



最後に、どうでもいいことですが…














テンポって何?


音楽でも、テンポという言葉を連発して評価する
人間に限って楽譜も読めないんですよ。

南光 | | 19:45 | comments(2) | -

2011.08.12 Friday

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コメント

ストーリー性の皆無という点では、携帯小説も変わりありませんな。
『恋空』がamazonレビューで酷評されていますからね。
ヲタクも腐女子もミーハー女(恋空をネタにして、『スイーツ女』とも呼ばれています。詳しくははてなダイアリー参照)も、マスコミと製作者の意向に載せられている(しかも、乗せられているという自覚はまるで無し)という点では同じだと思いますね。
未成年の性交渉と妊娠、校内不倫とかを書けば大儲け出来る、ヲタクにしか分からないネタを書けば人気が出るといった考えには理解出来ません。
何よりも、外国人ユーザーが日本人というものを勘違いしたらと思うとぞっとするんです。
アニメ、漫画、ドラマでもモラルに満ちた作品が復活する事を願って止みません。

七海 | 2007/12/27 10:17 PM

>七海さん
日本人はアキバ系というイメージは
着々と出来上がっているみたいですよ。
海外では。

>恋空
はてなダイアリー読みました。
なんか凄いらしいですね…(汗
(携帯小説はダメだとは聞いていましたけど。)

これ系のって、小説にせよアニメにせよ
ドラマにせよプロデューサーの存在が
でかいんですよね。

プロデューサーの名前を読んだだけで
どういった内容かわかる作品は、まず
ろくでもないというか、作品でなく製品です。
ワークスでなくて、プロダクツです。

上の人間がプロデュースした製品を
下の人間が買い漁るという構図はあって、
選んでいるようで実は選ばされていることが
あるんですよね。

選ばされるのではなく、選んだ人間は
基本的に孤高ですから、ある趣味を
みんなと共有したい人ほど、そういう道から
遠ざかっていきますよ。それはとても人間らしく、
仕方ないことですが、自分が選ばされていること
には知るべきです。共通の話題をプロデュース
(差し出されている)されていることにねぇ。

南光 | 2007/12/28 4:09 PM

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